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ゆりりんこ。の徒然日記 Ⅱ

日々の出来事、感じた事、頂いた物、備忘録等を私的に赤裸々に綴っています。そして素敵なコンサートやイベントのお知らせ等のご紹介。 日記の日時は滅茶苦茶ですがお気になさらずに・・・。 お気軽にコメント下さい♪

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苦しいけれど、離れられない 共依存・からめとる愛

ちょっと思うところがあり、図書館で借りて読んでみました。
信田さよ子氏の著書、「苦しいけれど、離れられない 共依存・からめとる愛」。→DSCF9784_20130603123216.jpg
ベテラン臨床心理士の著者がカウンセリングの現場で出合った実例をふまえ、また、映画や小説、テレビドラマを例に出して夫婦や親子、男女間の共依存関係を読み解いた一冊であります。

引きこもりの息子と母、アルコール依存症の夫婦、アダルトチルドレン、こども虐待、ダメ男を選ぶ女などなど。
事例は具体的であまりにショッキングで読むのに些か時間がかかってしまいましたが、他人を思い通りに支配、操作しようという気持ちは、思いやりややさしさという被り物をしてみても、結局のところ“暴力”だということがよく解りました。
本書では“共依存の特徴は、このよりかかる他者が必ず自分よりも弱者であることだ。 <中略> 共依存は、弱者を救う、弱者を助けるという人間としての正しさを隠れ蓑にした支配である。多くは愛情と混同され(支配される弱者も愛情と思わされ)、だからこそ共依存の対象はその関係から逃れられなくなる。”という風に述べられていました。
アルコール依存症の夫婦のエンパワー、ディスパワーについてなど(アルコール依存症の妻を献身的にケアする夫について、“妻のエネルギーを絶えず自分より低い状態にとどめておくことでパワーを獲得しているなどという自覚は彼らにはない。むしろ正反対の、どうしようもない妻を見捨てないで援助し続ける自分は、やさしく正しく思いやりに満ちた存在であると自己認知しているに違いない。自分の周囲にあふれている並みの男に比べればはるかに上位に位置するという優越性すら感じているだろう。それが、消去法によって残された稀少な男性としての彼らのポジションなのである。”と述べられていました)、まぁ全体としては女性目線な印象を受けたことも否めませんが、あまりにも深い人間の深層心理の解明に正直戸惑い、また衝撃的でした。

また映画や小説、テレビドラマなどを例に出して共依存についての考えを述べられていたところ、「冬のソナタ」のストーリーをあまり知らないのでよく判らなかったのですが、そのパターナリズム分析は正直若干こじつけ臭く感じてしまいました。
が、映画「ジョゼと虎と魚たち」(原作は田辺聖子氏の短編小説)と「嫌われ松子の一生」(原作は山田宗樹氏の小説)、そして山田詠美氏著の「間食」(『風味絶佳』の一編)をを例に出し、彼女の共依存についての考えが述べられていたところは大変興味深かったです。
またそれらの作品も読んでみようかな。
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  1. 2013/06/03(月)|
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